「口ゴボって歯医者?美容外科?」
「相談するならどこがいいのかな?」
「口元さえ変われば自信が持てるのに」
突出感に悩み、どこに相談すればいいのか困っている方は、実はとても多いんです。歯科矯正、美容外科、審美歯科…それぞれ治療結果がどうなるのかわからないまま、情報を探し続けていませんか?
私は、裏側矯正を専門に数多くの口ゴボ治療を担当してきたセレーノ矯正歯科の院長です。
患者さんの中には、何年も悩み続けた末にようやく相談に来られる方も少なくありません。「最初の一歩をどこに踏み出せばいいのか」がわかれば、もっと早く行動できたのにと感じます。
この記事では、口ゴボの相談先として矯正歯科・美容外科・審美歯科それぞれの違いから、口ゴボの特徴や症状、信頼できる医院を選ぶポイントまで、わかりやすく解説していきます。
口元の悩みは、周りの人になかなか共有しにくいものです。どこに相談すべきかがわかれば、今感じている不安も少しずつ晴れていきます。口ゴボの悩みを解消するために、ぜひ最後までご覧ください。
も く じ
Toggle口ゴボはどこに相談?矯正歯科・美容外科・審美歯科の違い

結論からいうと、口ゴボの相談先は「矯正歯科」が第一選択であると考えます。
なぜなら、口ゴボは歯並びや骨格の問題が根本的な原因であることが多く、矯正治療によって歯を正しい位置へ動かすことで、口元を自然な形で改善しやすいからです。
一方で、美容外科や審美歯科では、それぞれアプローチが異なります。どこに相談すべきか迷っている方に、3つの診療科の違いを紹介していきましょう。
3つの相談先の違いを比較する
それぞれの診療科がどのように口ゴボに対応するのか、表でわかりやすく比較しました。
| 診療科 | 治療方法 | 根本改善 | 見た目の自然さ |
|---|---|---|---|
| 矯正歯科 | 歯を動かして位置を調整 | ◎ | ◎ |
| 美容外科 | 骨を削る・切る手術 | ○ | ○ |
| 審美歯科 | 歯を削って被せ物で調整 | △ | △ |
※根本改善や見た目の自然さには個人差あり
矯正歯科は1年半~3年程度と時間はかかりますが、歯並びと骨格の両方から根本的にアプローチできます。
美容外科は外科手術によって骨格を直接変える方法で、体への負担が比較的大きく、術後に歯科治療を行う必要があります。
審美歯科は歯を削ってセラミックを被せることで見た目を整えますが、健康な歯を削る必要があり、症例によっては神経の治療が必要になることもあります。また、骨格的な問題が原因の口ゴボには対応できないため、この場合は根本的な改善には至りません。
矯正歯科で口ゴボが改善しやすい理由
矯正治療では、歯を少しずつ適切な位置へ動かすことで口元全体のバランスを整えていきます。口ゴボの多くは、上下の前歯が前方に傾いていたり、顎の骨格に対して歯が並ぶスペースが足りないことが原因です。
当院の治療計画では、患者さん一人一人の根本原因を分析した結果に合わせて、より効果的な方法を選択します。
【治療アプローチの例】
- 抜歯をして歯を並べるスペースを作り、前歯を後方へ移動させる
- 非抜歯で歯列全体を広げながら、前歯の角度を調整する
- 奥歯を後ろへ動かして前歯が入るスペースを確保する
ただし、骨格的なズレが著しく大きい場合は「顎変形症」と診断され、外科矯正が必要になることもあります。外科矯正とは、顎の骨を切る手術と矯正治療を組み合わせた方法です。
私はこれまで25年以上にわたって、様々なケースの口ゴボ治療を担当してきました。歯の動かし方や角度の調整ひとつで、口元の印象は変わります。
また、当院が専門の裏側矯正なら装置が外からほぼ見えないため、治療中も人目を気にせず仕事や日常生活を送れるのもメリットです。
以上、口ゴボはどこに相談すべきか、矯正歯科・美容外科・審美歯科の違いと、矯正歯科で改善しやすい理由について解説しました。
あなたの口元の悩みを根本から改善するために、まずは実績のある矯正歯科で相談してみませんか?
そもそも口ゴボとは?特徴や症状をわかりやすく解説

口ゴボとは、上下の前歯や歯茎が前方に出ていて、口元全体が突き出して見える状態を指します。専門的には「上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)」と呼ばれ、見た目の印象だけでなく、日常生活での不便さを感じている方も少なくありません。
鏡で横顔を見たときに、「なんだか口元だけが目立つ気がする…」そんな違和感を抱えている方も多いでしょう。
ここで口ゴボの特徴や症状を正しく理解することで、改善への第一歩を踏み出せます。
口ゴボの見た目にはどんな特徴がある?
口ゴボには、いくつかのわかりやすい見た目の特徴があります。
横顔を見たとき、口ゴボの方は唇がEライン(鼻先と顎先を結んだ線)よりも前に出ています。正面から見ても、口元全体がぽこっと盛り上がったように見えるため、顔のバランスが気になってしまうのです。
また、口を自然に閉じようとすると、下顎に少し力を入れる必要があり、顎の先端に梅干しのようなシワができます。
リラックスした状態では口が半開きになりやすく、常に口を閉じるため意識的に力を入れている方も多いでしょう。
私は口ゴボの患者さんを数多く診てきましたが、「横顔の写真を見て初めて気づいた…」という方がよくいらっしゃいます。正面からは気づきにくくても、横顔の印象は想像以上に大きいものです。
口ゴボになってしまう主な原因とは?
口ゴボの原因は1つではなく、複数の要因が組み合わさっていることが多いです。
【骨格的な要因】
- 遺伝による顎の骨の形や大きさの問題では、上顎が前方に突出しやすい、または下顎が後方に位置しやすい傾向があります。
- 上下の顎の前後的な位置関係が悪く、上顎前突(出っ歯)や下顎後退といった骨格性の不正咬合により、口元全体が前方に突出して見えます。
- 顎の骨が小さく歯が並ぶスペースが不足している場合、歯が前方に押し出されて生えた結果、口元が突出した印象になります。
【歯並びの要因】
- 前歯が前方に傾いて生えている場合、唇が歯に押し出されて、横から見たときに口元が前方に突出して見えます。
- 叢生(ガタガタの歯並び)により歯が重なり合い、前歯が前方に押し出されて、口元全体が盛り上がったように見えます。
【習癖による要因】
- 舌で歯を前に押し出す癖(舌突出癖)が長期間続くと、常に前歯に圧力がかかり続けるため、歯が徐々に前方に移動し、口ゴボを悪化させます。
- 幼少期からの口呼吸の習慣により、舌の位置が本来あるべき上顎から下がってしまい、上顎骨の正常な成長が妨げられることで、顎が十分に発達せず歯が前方に突出しやすくなります。
- 幼少期に4歳以降まで続いた指しゃぶりの習慣は、指で前歯を継続的に押し続けるため、前歯が前方に傾斜したり上顎が突出したりします。
※各要因による口ゴボへの影響には個人差あり
見た目だけじゃない!口ゴボが引き起こす問題
口ゴボは見た目のコンプレックスだけでなく、「機能面」でも様々な問題を引き起こします。
前歯が前に出ていると唇で口を閉じにくく、無意識のうちに口が開いて口呼吸になりがちです。口呼吸を続けると口の中が乾燥し、唾液による自浄作用や殺菌作用が低下するため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
また、前歯の位置によっては発音がしづらくなり、特にサ行やタ行などで空気が漏れやすくなる場合があります。
さらに、常に力を入れて口を閉じているため、顎の筋肉が疲れやすく、肩こりや頭痛の原因になることも珍しくありません。
噛み合わせのバランスが崩れていると、食べ物をしっかり咀嚼できず、胃腸への負担が増える可能性もあるでしょう。
口ゴボと口呼吸の関係について詳しく知りたい方は、下記の記事が参考になります。
以上、口ゴボの定義や見た目の特徴、そして原因と症状について解説しました。くれぐれも自己判断だけでは見落としがちなポイントも多いので注意しましょう。
口ゴボの原因が骨格なのか、歯並びなのか、それとも習癖なのかによって適切な治療方法が変わるため、まずは経験豊富な矯正歯科で相談してみてください。正しい診断があってこそ、理想の口元に近づけます。
口ゴボ相談で信頼できる矯正歯科を選ぶポイント3つ

口ゴボの治療を考えたとき、「どの矯正歯科を選べばいいのか」と悩む方がほとんどです。
矯正治療は長期間にわたり、費用も決して安くはありません。だからこそ、安心して任せられる矯正歯科を選ぶことが何より大切です。
実は、矯正歯科であればどこでも同じ結果が得られるわけではありません。歯科医師の経験や治療方針によって、仕上がりは大きく変わります。
ここでは、信頼できる矯正歯科を見極めるための3つのポイントを解説します。
口ゴボ治療の実績が十分にあるか
まず確認すべきは、口ゴボの症例を数多く手がけてきた実績があるかどうかです。クリニック全体の実績だけでなく、実際に治療を担当する歯科医師個人の経験が重要になります。
特に、口ゴボのような審美的・機能的な改善を伴う治療では、歯科医師の技術力が仕上がりを大きく左右します。
私は裏側矯正を専門に口ゴボをはじめとする様々な症例に携わってきました。当院では、私の25年以上のキャリアをもとに、患者さん一人一人に合ったアプローチをご提案しています。
根本的な原因から治療計画を立ててくれるか
歯並びだけを整えても、口ゴボの根本原因を解決しなければ、理想的な口元は手に入りません。
先にも触れましたが、骨格の問題なのか、歯の角度の問題なのか、習癖が影響しているのか…原因を正確に突き止めることが、治療成功のカギを握ります。
信頼できる矯正歯科は、精密検査をしっかり行い、あなたの口元の状態を多角的に分析してくれます。そして「なぜこの治療方法が必要なのか?」を、丁寧に説明してくれる医院を選びましょう。
当院では、表面的な歯並びの改善だけでなく、「なぜ口ゴボになったのか」という根本原因の解明を徹底しています。普段何気なく行っている舌の使い方や呼吸パターン、食事中の噛み方などが、実は歯並びに深く関わっているケースは少なくありません。
こうした習癖を放置したまま治療を始めても、思うような結果が得られず、せっかく整えた歯並びが後戻りすることもあるのです。
画一的な治療ではなく、あなたの状態に応じたオーダーメイドの治療計画を立ててくれる医院を選ぶことが大切です。
経験豊富な矯正医が最初~最後まで診てくれるか
矯正治療は1年半~3年程度かかる長期的な治療です。そのため、担当の歯科医師が途中で変わってしまうと、治療方針がぶれたり、細かな調整が行き届かなくなるリスクがあります。
重要なのは、初診~治療終了まで同じ医師が一貫して担当してくれるかどうかです。中には、歯科衛生士が処置の一部を行ったり、説明が簡素な医院もあるようですが、それでは十分な治療品質の維持が難しくなります。
また、信頼できる矯正歯科かどうかを見極めるには、担当医師の資格も確認しましょう。
たとえば「日本矯正歯科学会 認定医」は、矯正歯科医療に関して適切な学識・技術・経験を有すると学会が認定した歯科医師です。この資格を持つ医師であれば、一定水準以上の知識と技術を備えていると判断できます。
もちろん私も認定医の1人です。当院では、院長の私自身がすべての患者さんの治療を最初~最後まで責任を持って担当し、妥協のない治療を提供しています。
矯正歯科の認定医について理解を深め、安心して治療を任せられるクリニックを選びたい方は、下記の記事もあわせてご覧ください。
以上、信頼できる矯正歯科を選ぶ3つのポイントをご紹介しました。納得できる治療を受けるためにも、これらのポイントを参考に、慎重に医院を選んでいきましょう。
当院の裏側矯正による口ゴボ改善の症例紹介

口ゴボにより矯正治療を検討される際、実際の症例を見ることで具体的なイメージが湧き、治療への不安も軽減されることでしょう。
そこで、当院での症例をご紹介します。あなたの状態と照らし合わせながらご覧ください。
治療前

写真を見ると、上下の歯列が全体的に前方に位置しており、そのため口元が突出し、唇が閉じにくい状態になっていました。
横顔では、鼻先と顎先を結ぶEラインよりも唇が前に出ており、口元の突出感が顔貌に影響していることがわかります。
治療後

上下の裏側矯正で1年10カ月かけて丁寧に治療を進めました。
治療後の変化は明らかです。前方に突出していた歯列が適切な位置に収まり、口元の突出感が解消されました。正面からは歯並びが美しく整い、横顔のラインも大きく変化しています。
口元がすっきりとして、顔全体のバランスが調和のとれた状態に。機能面でも審美面でも良い結果が得られ、口元を気にせず自然な笑顔を見せてくれました。
裏側矯正は治療中も見た目を気にせず日常生活を送ることができます。治療を終えて、患者さんの人生に前向きな変化をもたらせたことに、矯正歯科医として深い充実感と喜びを感じています。
※矯正治療の結果には個人差があります。
また、口ゴボの改善に裏側矯正が選ばれる理由について詳しく知りたい方には、下記の記事が参考になります。
まとめ:口ゴボの相談は実績豊富な矯正歯科へ

「口ゴボをどうにかしたい…」と思いながらも、どこに相談すればいいのか、本当に改善できるのかと、不安を抱えている方はたくさんいらっしゃいます。
そんな方々に向けて、この記事では、口ゴボの相談先に矯正歯科が適している理由と、信頼できる医院の選び方などをお伝えしてきました。
口ゴボに悩む方が抱えやすい不安
長年、口ゴボの治療に携わってきた中で、患者さんからよく聞く不安の声があります。
「治療で抜歯は本当に必要なんだろうか」
「費用が適正かどうか判断できないかも」
「装置が目立って恥ずかしい思いをしそう」
「思ったような仕上がりにならなかったら」
こうした不安は、実際に治療を経験した方の多くが最初に感じていたものです。
しかし、実績豊富な歯科医師による丁寧なカウンセリングで、治療計画の根拠を理解し、疑問点を解消してからスタートすることで、「心配しすぎだった」「大丈夫だった」と患者さんの多くが振り返っています。
不安の中でも、装置の見た目については、裏側矯正を選べば周囲に気づかれることなく治療を進められます。装置が歯の裏側に隠れるため、近い距離で話していても治療中であることはあまりわかりません。
見た目を気にせず、自然体で過ごせるのは大きな安心材料になるでしょう。
口元が整うことで得られる未来
口ゴボの治療を終えた患者さん達から、「口元が変わって自信がついた」という言葉をよく聞きます。
- 初対面の人と会うときの緊張感が和らいだり
- 笑顔の写真を躊躇なく撮れるようになったり
- マスクを外して素顔でいることが楽しくなったり
- 人前で話すときに口元を手で隠す癖がなくなったり
- 横顔を気にせず好きな髪型を選べるようになったり
生活の中での小さな変化が、自信につながっていく方も多いでしょう。
見た目のコンプレックスが解消されると、表情が豊かになり、話すときの距離感も変わってくると思います。
最後になりますが、口ゴボで悩んでいるなら、まずは実績のある矯正歯科で相談してみることです。1人で情報を集めて悩むよりも、専門家に直接話を聞いたほうが、はるかに具体的で現実的な選択肢が見えてくるはずです。
当院セレーノ矯正歯科は、多くの口ゴボ治療の実績を持つ裏側矯正専門のクリニックです。25年以上の経験と技術で、院長の私があなたの理想の口元を実現するお手伝いをさせていただきます。ぜひ一度、ご来院ください。
あなたのお悩みが、この記事をきっかけに前向きな一歩へとつながることを願っています。



