「笑うと八重歯が出る…恥ずかしい」
「八重歯のせいで自信がもてない…」
「矯正したいけど初めてでわからない…」
八重歯による見た目のコンプレックスは、多くの方が経験されている悩みです。見た目への不安から、人前で積極的になれないのは深刻な問題ですよね。
その中で、人生の大切な場面を控えて、真剣に矯正を検討される方も多いのではないでしょうか。
私は裏側矯正専門の歯科医師として数多くの八重歯治療に携わってきました。そこで本記事では、具体的な治療の選択肢、原因の分析から医院選びのコツまで、重要なポイントを詳細に解説していきます。
八重歯の悩みは一人ひとり異なるものです。あなたが最適な解決策を見つけるために、専門的な知識を分かりやすくお伝えし、理想の歯並びへの前向きな決断をするお手伝いができれば嬉しいです!
も く じ
Toggle八重歯の治療は全体矯正?部分矯正?

八重歯の矯正治療は、原則として「全体矯正」をおすすめします。「八重歯の部分だけ治せば十分では?」と思われる方も多いのですが、実はそう単純ではありません。
八重歯は歯列全体のバランスが崩れた結果として現れる症状だからです。私が数多くの症例を診てきた経験から、目に見える部分だけを動かしても根本的な解決にはならないケースがほとんどでした。
全体矯正と部分矯正の違い
治療方法 | 対象範囲 | 噛み合わせの配慮 | 後戻りの少なさ |
---|---|---|---|
全体矯正 | 上下すべての歯 | ◎ | ◎ |
部分矯正 | 前歯など一部 | △~× | △~× |
「全体矯正」では、前歯から奥歯まで上下すべての歯を対象に歯並びを改善していきます。これに対し「部分矯正」は、特定の箇所のみを治療する限定的な方法となります。
症例によりますが、部分矯正で八重歯の箇所だけを無理に移動させると、上下の歯の噛み合わせが不自然になります。結果、口ゴボなど顔のバランスが悪くなることが頻発し、奥歯への負担が増加して顎関節症などを引き起こすケースもみられます。
また、歯列全体の位置が整っていないため、治療後に元の位置に戻ろうとする力が強く働きます。そのため、せっかくの矯正効果が台無しになるリスクが高いのです。
全体矯正をおすすめする理由
当院では、ここまでの理由から八重歯の矯正には「全体矯正」をご提案しています。部分矯正よりも治療期間は長くなりますが、多くの症例において以下のメリットがあります。
- 機能的で美しい歯並び
噛み合わせと見た目両方の改善を目指せる - 長期的な安定性
治療後の後戻りリスクを最小限に抑えられる - 自然な仕上がり
顔全体のバランスを考えた治療を進められる
八重歯を根本から治すためには、部分的な見た目の改善に止まらず、将来にわたって安定した美しい歯並びを維持できるかどうかが重要です。
八重歯の矯正方法の主な選択肢3つ

八重歯の矯正方法には、大きく分けて「表側矯正・裏側矯正・マウスピース矯正」の3つの選択肢があります。ここでは、それぞれのメリットデメリットを解説します。
表側矯正
まず「表側矯正」は、歯の表面にブラケットやワイヤーを装着して行う矯正方法です。
【メリット】
- 医院の選択肢が多い
一般的な矯正方法のため、選択できる医院の数が多く、通いやすい場所で治療を受けやすいです。 - 対応できる症例が幅広い
軽度から重度の八重歯まで幅広い症例に対応できる、かつ治療の安定性も高い方法です。 - 矯正装置の調整がしやすい
ブラケットやワイヤーが表側で見えるため、歯科医師が細かな調整を行いやすいです。
【デメリット】
- 金属の矯正装置が目立つ
矯正治療をしていることが一目でわかるため、周囲の見た目を気にされる方、仕事や接客などで影響が出る方には不向きです。 - 装置の突起で口内炎ができやすい
ブラケットやワイヤーが唇や頬の内側に当たって、傷や口内炎などの原因になる場合があります。 - 治療中に口ゴボになりやすい
歯の表側に装置をつけるため、装置の厚みの分は唇が前突し、口ゴボになりやすいです。
裏側矯正
次に「裏側矯正」は、歯の裏側にブラケットやワイヤーを装着して行う矯正方法です。当院が専門とする治療で、25年以上の経験を活かし、患者さん一人ひとりに最適な治療を提供しています。
【メリット】
- 治療中も見た目を気にせずに過ごせる
装置が外から見えないため、八重歯の矯正を周囲に気づかれずに日常生活を送ることができます。 - 歯の表面を傷つけにくい
装置を歯の裏側に付けるため、歯の表側の美しさをそのまま維持できます。 - 唇や口の中を傷つけにくい
歯の裏側に装置があることで、唇や頬への接触による傷を防ぎやすいです。 - 虫歯や歯周病を予防しやすい
舌側は唾液の流れが良好で、細菌の繁殖を抑制しやすく、口腔衛生を清潔に保ちやすくなります。 - 舌の癖を治しやすい
装置と舌が接することで、舌の動きを意識しやすくなり、歯を押す悪習慣の改善にもつながります。 - 治療の中盤にはスマイルが綺麗に見えることが多い
八重歯や歯の凸凹は治療の前半に並び、治療中でもスマイルが綺麗になることが多いです。
【デメリット】
- 治療費が高くなる場合がある
精密な技術と装置が必要なため、他の矯正方法と比べて費用が高くなる場合があります。 - 特に治療初期は違和感がある
一般的に1週間ほどで慣れますが、治療初期は舌に装置が触れる違和感があり、話しづらさもあります。(違和感は他の方法でも同様です) - 実績豊富な専門医院が限られる
仕上がりが歯科医師の腕に大きく左右されます。そのため、実績豊富で納得できる医院選びに時間がかかります。
マウスピース矯正
最後の「マウスピース矯正」は、透明なマウスピースを段階的に交換しながら、少しずつ歯を動かす矯正方法です。
【メリット】
- 透明で目立ちにくい
薄く透明なマウスピースのため、装着中も周囲に気づかれにくいです。(アタッチメントがつくと気づかれやすくなります) - 取り外しができる
食事や歯磨きの際に取り外せるため、普段通りの口腔ケアが可能です。 - 痛みや違和感が少ない
比較的弱い力で歯を動かすため、ワイヤー矯正より痛みが少ない傾向があります。(ただし、個人差あり)
【デメリット】
- 適応症例が限られる
重度の八重歯や複雑な症例には対応できない場合が多く、症例によって治療効果に限界があります。 - 患者さんの自己管理が必須
長時間の装着が必要で、患者さん自身でしっかりと管理する必要があります。ついサボってしまったり、装着忘れが起きると治療が進みません。 - 治療期間が長期化しやすい
マウスピース矯正は歯の根を動かすのを苦手としているので、八重歯や歯の凸凹のケースでは他の矯正方法と比べて期間が長引く可能性があります。
以上、八重歯の矯正方法の主な選択肢を3つご紹介しました。それぞれの特徴を十分に理解した上で、慎重に選ぶことが大切です。
なぜ八重歯になる?5つの原因とは?

そもそも八重歯とは、歯が正常な位置に生えることができずに、歯列から飛び出している状態のことです。八重歯になる原因は単純ではなく、複数の要因が組み合わさって起こることが多いです。
ここでは、八重歯になる5つの原因を解説します。矯正を始めるにあたって、原因を正確に把握することが適切な治療計画を立てる上でとても重要です。
原因① 顎と歯の大きさのバランスが悪い
八重歯に多い原因の1つは、顎の大きさに対して歯が大きすぎる、または顎が小さすぎることです。柔らかい食べ物を好んで食べる現代人は、顎が発達不足で、すべての歯がきれいに並ぶ十分な幅がないケースが多いです。
【顎と歯のバランス不良による八重歯の特徴】
- 小さな顎に大きな歯が並ぼうとして歯が外側に押される
- 歯の大きさが標準でも、顎の成長が不十分で歯列に収まらない
- 家族に八重歯の方がいる場合、同様の骨格を受け継ぐ場合がある
遺伝的な要因については、八重歯そのものが遺伝するのではなく、顎や歯の大きさの特徴が受け継がれることで結果的に八重歯になりやすくなります。
原因② 乳歯が早く抜けた・遅く抜けた
永久歯への生え変わりのタイミングも八重歯の原因となります。乳歯が予定より早く抜けてしまうと、隣の歯が空いた所に倒れ込んで、後から生えてくる永久歯の場所を狭めてしまいます。
逆に、乳歯がなかなか抜けずに長期間残っていると、永久歯が正しい方向に生えることができす、別の角度から顔を出す場合もあります。このような生え変わりの問題は、その後の歯並び全体に影響を与えてしまうのです。
原因③ 過剰歯(かじょうし)がある
過剰歯とは、通常の歯の本数よりも多く生えてくる余分な歯のことです。この過剰歯が歯列の中にあると、他の歯が正常な位置に生える妨げとなります。
過剰歯は目に見える場所に生えるとは限らず、歯茎の中に埋まったまま他の歯の邪魔をしている場合もあります。レントゲン検査で初めて発見されることもあり、八重歯の原因として見落としがちな原因の1つです。
原因④ 指しゃぶりや舌の癖などの悪習慣
幼少期からの習慣や癖も八重歯の原因となります。以下の表に主な悪習慣をまとめました。
悪習慣 | 八重歯につながる影響 |
---|---|
指しゃぶり・爪噛み | 前歯を前方に押し出す |
舌で歯を押す癖 | 歯が外側に押し出される |
唇を噛む・吸う癖 | 噛み合わせが悪化し歯列に収まりにくい |
口呼吸の習慣 | 舌の位置が下がり歯並び全体が乱れる |
頬杖をつく癖 | 顎に圧力がかかり歯列の形が歪む |
当院では、矯正治療と同時にこれらの悪い癖の改善にも力を入れています。癖が残ったままでは、治療後に歯並びが再び悪化する可能性が非常に高いからです。
原因⑤ 犬歯の生える時期とスペースの問題
犬歯(けんし)は他の永久歯と比べて生え変わりの時期が遅い特徴があります。一般的に、上の犬歯は9~12歳頃に生えてくるため、その時点で隣接する歯がすでに犬歯の定位置を占領していることがよくあります。
犬歯が生えるべき位置に他の歯があると、犬歯は行き場を失って歯列の外側に押し出される形になります。これは典型的な八重歯のパターンです。
このような時期的な問題による八重歯は、早期に発見して適切な治療を行うことで予防できる場合もあります。
※犬歯とは、前歯から数えて3番目に位置する尖った形の歯です。左右上下に計4本あります。
以上、八重歯になる5つの原因を解説しました。繰り返しますが、八重歯の原因を正確に把握することは、効果的な矯正治療を行う上で欠かせません。詳細な検査と分析に基づいた治療計画が美しい歯並びへの近道となります。
八重歯矯正前に知るべき4つの注意点

八重歯の矯正を検討されている方へ、治療を始める前に伝えておきたい重要な注意点があります。ここでは、その注意点4つを解説していきます。
そのまま放置するリスクを知る
八重歯をそのまま放置すると、見た目以外に多くのリスクがあります。まずは理解することで、矯正治療の必要性をより感じてもらえるでしょう。
リスクの種類 | 具体的な影響 |
---|---|
口腔衛生の悪化 | ・歯ブラシが届きにくい ※虫歯や歯周病になりやすい |
噛み合わせの問題 | ・食べ物を噛み切りにくい ・顎の関節に負担がかかる ・筋肉のバランスが崩れる |
外傷のリスク | ・唇や頬の内側を傷つけやすい ・傷口から細菌が入りやすい |
呼吸への影響 | ・口が閉じにくく口呼吸になりやすい ※乾燥して唾液の自浄作用が低下する ※口臭や虫歯などのリスクあり |
私が診てきた患者さんにも、八重歯が原因で口内炎を繰り返していた方、歯磨きが難しく虫歯を繰り返していた方まで多くいらっしゃいます。
患者さんの協力度に左右される
矯正治療の成功は、歯科医師の技術だけでなく、患者さんの協力があって初めて実現されます。どんなに優秀な歯科医師でも、患者さんの協力なしには理想の結果を得ることはできません。
【治療中の患者さんのご協力】
- 毎日の丁寧な歯磨きとケアを継続する
- 口呼吸や舌の癖などを意識して改善する
- 矯正装置に負担をかける食べ物を避ける
- 1〜2カ月に1回程度の通院日を必ず守る
当院の患者さんを見ていて、これらの取り組みをしっかりと実践した方ほど、治療期間が短縮され、期待以上の美しい仕上がりになることを実感しています。
治療期間は1年半〜3年ほどかかる
八重歯の矯正にかかる期間は、症状の程度によって大きく異なります。治療開始前に大まかな期間を把握しながら、計画的に進めましょう。当院が行う裏側矯正を例とした治療期間を表にまとめました。
症状の程度 | 治療期間 | 特徴 |
---|---|---|
軽度 | 1年半〜2年 | 八重歯の飛び出しが軽微 |
中度 | 1年半〜2年半 | 八重歯は目立つが重なりは少ない |
重度 | 2年〜3年 | 八重歯の重なりが複雑 |
ただし、これらの期間はあくまで目安であり、患者さんの骨格や歯の動きやすさ、協力度によって変動することをご理解ください。
抜歯が必要になる可能性もある
八重歯の矯正では、歯を動かすスペースを確保する目的で、抜歯が必要になる場合があります。歯を大切にしたい気持ちは十分に理解できますが、時には抜歯することでより美しく機能的な歯並びを実現できます。
【抜歯が必要になりやすい場合】
- 歯の飛び出し方が著しく隙間もない
- 顎の大きさに対して歯が大きすぎる
- すでに虫歯や歯周病のリスクが高い
抜歯の必要性については、精密検査を行った上で慎重に判断していきます。当院でも、できるだけ歯を抜かない治療を心がけていますが、最終的な美しさと機能性を重視した治療計画をご提案しています。
以上、八重歯の矯正を始める前に知っておくべき4つの注意点について解説しました。事前に理解しておくことで、治療への不安を軽減し、より満足のいく結果を得ることができるでしょう。
八重歯矯正で失敗しない医院選びのコツ3つ

八重歯の矯正治療を成功させるためには、技術力と経験を兼ね備えた「信頼できる医院」を選ぶことが重要です。インターネット上には様々な情報が溢れていますが、本当に大切なポイントを見極めることが必要になります。
ここでは、歯列矯正の専門知識を持つ立場から、八重歯矯正で失敗しない医院選びのポイントを3つお伝えします。
根本原因から治療計画を立ててくれる
優良な矯正歯科医院は、八重歯の表面的な問題だけでなく、なぜそのような歯並びになったのかという根本原因まで詳しく調べてくれます。
この時、患者さんと共に把握すべきポイントは、普段の舌の位置や動かし方、呼吸の仕方、食事での噛み方や咀嚼の癖、無意識の悪習慣、そして骨格や顎の成長パターンなどです。これらの原因が複雑に絡み合って八重歯を形成しているため、包括的な診断が欠かせません。
当院では、これらの分析に特に力を入れています。原因が曖昧なまま治療を進めても、期待した結果が得られないだけでなく、治療期間も予想以上に長くなるからです。根本的な原因を正確に特定することで、より安定した美しい仕上がりを目指すことができます。
八重歯の治療実績が十分にある
矯正治療は高度な知識と技術が必要な分野です。歯科医師免許があれば法的には矯正治療を行えますが、十分な経験や症例数がなければ困難なケースに対応することはできません。
また、八重歯の矯正は複雑な歯の移動を伴う場合も多いため、豊富な治療実績が不可欠です。医院選びの際は、必ず矯正歯科の専門医院において、同様の治療実績があるかどうかをしっかり確認しましょう。
私自身も25年以上のキャリアの中で数多くの矯正治療を手がけてきましたが、症例を重ねるごとに新たな発見があり、その度に技術も向上しています。豊富な経験があるからこそ、患者さん一人ひとりに最適な治療計画をご提案できるのです。
院長が時間をかけて診てくれる
実際のところ、医院によって治療の進め方や説明の詳しさに大きな差がでます。この点について、矯正治療の質を最優先に考えるなら、院長が責任を持ってすべての患者さんを診ることが重要だと考えています。
八重歯の治療は単なる歯の移動ではなく、顔全体の美しさや噛む機能の向上なども含めて、総合的な改善を目指す必要があるからです。当院では、矯正治療の質を最優先に考え、院長の私がすべての患者さんを責任をもって担当しています。
初回の相談から矯正完了まで、1人の歯科医師、それも医院の代表が一貫して診ることで、より安全で効果的な治療を提供できると考えているからです。
実際のカウンセリングで「院長が直接診てくださるのですか?」と質問してみることをおすすめします。この質問への回答で、その医院の治療への姿勢がよくわかるはずです。
以上、八重歯の矯正で失敗しない医院選びのコツを3つご紹介しました。安心して任せられる医院を見つけることが、理想の歯並びを手に入れるための重要なステップです。
八重歯矯正前後の変化と印象の違い

実際に、当院が手がけた「裏側矯正」の治療例をお見せします。ご紹介する患者さんは、八重歯とガタガタ歯の矯正で来院されました。
治療前

治療を始める前は、犬歯が歯列から大きく飛び出しているだけでなく、上下前歯がでこぼこと重なり合う問題を抱えていました。
側面から見ると、前歯部分が前方に押し出されており、この状態では唇を自然に合わせることが難しく、無意識の口呼吸にもつながることが考えられます。また、下顎の位置も後方にずれていました。
この患者さんの場合、見た目の課題だけでなく、食事の際の噛み合わせにも支障があることが明らかでした。咀嚼の際には、特定の歯に負担が集中してしまうのです。
治療後

2年6カ月の治療期間を経て、目覚ましい改善を実現しました。突出していた前歯は理想のアーチの中に美しく配置され、全体が協調性のある歯並びになっています。
最も印象的な変化は、矯正に伴うフェイスラインの向上です。前に出ていた前歯群が正しい位置に収まったことで、唇の閉鎖が楽になり、表情筋の緊張が緩和されました。
同時に、下顎を前方に誘導できたため、顔の輪郭がきれいに整っています。完了時の表情は、以前と変わって明るく堂々とされていました。
以上、八重歯の裏側矯正治療の一例をご紹介しました。なお、裏側矯正では装置が外から見えないため、治療期間中も見た目を気にせず日常生活を続けることができます。治療を経て、患者さんがより充実した毎日を送れるようになることが、私たちの最大の喜びです。
※矯正治療の結果には個人差があります。
まとめ:八重歯矯正で自信をもって笑える毎日

八重歯で悩んでいる方の多くが、「人前で笑うのが恥ずかしい…」「無意識に口元を手で覆ってしまう…」といったマイナスな気持ちを抱えています。
しかし、八重歯は決して諦める必要のない悩みです。正しい治療を選択することで、見た目の美しさと機能性の両方を手に入れることができます。特に20代、30代の今だからこそ、将来を見据えた矯正を始める絶好のタイミングといえるでしょう。
八重歯の矯正治療で得られる変化をまとめると、
- 食べ物をしっかり噛めるようになる
- 長期的な口腔内の健康維持につながる
- コンプレックスがなくなり自然な笑顔が戻る
- 口元が美しくなり全体的な印象がアップする
などの多面的なメリットがあります。
しかし、治療方法の選択で迷われている方も多いかもしれません。「表側矯正は目立つから避けたい…」「マウスピース矯正で本当に治るのか不安…」といった声をよく耳にします。
そんな方には、周囲に気づかれることなく、かつ美しい仕上がりを目指せる「裏側矯正」の選択をおすすめしたいと思います。矯正期間中もできるだけ今まで通りの生活を送りながら、見た目のストレスもなく、理想の歯並びに近づいていけるはずです。
あなたの八重歯の状態や生活環境は、他の誰とも異なるものです。だからこそ、画一的な治療ではなく、あなただけの治療計画が必要になります。
迷いや不安があるのは当然のことです。でもこの先、心の底から自信をもって笑える毎日を手にするために、私たちが全力でサポートいたします。最後までお読みいただきありがとうございました!