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症例紹介

代表的な歯並びとその治療例を示します。 治療結果には個人差がございます。
出っ歯の矯正ビフォアアフター

出っ歯の矯正

主訴: 前歯、口元が出ている
診断名: 上顎前突
使用した装置: 上下裏側矯正装置
抜歯: 上下顎両側第一小臼歯、上顎左右智歯
治療期間: 2年2ヶ月
費用目安: 125万円+tax
リスク副作用: 歯肉炎、違和感、歯の痛みなど、その他リスクについてはこのページ下部に記載

八重歯の矯正ビフォーアフター

ガタガタ歯/八重歯の矯正

主訴:上下前歯のでこぼこ、上顎前歯の前突
診断名:叢生、上顎前突
治療期間 2年6ヶ月
抜歯部位 上顎両側第一小臼歯、右下第二小臼歯、左下中切歯(歯根の状態が悪いため)
費用目安 裏側矯正125万円+tax
リスク ページ下方に記載参照

叢生という不正咬合です。歯の前突による口元の突出があり、下顎の後退もありました。
アンカースクリュー併用し、裏側矯正装置を使用。
歯を圧下することにより、下顎のカウンタークロックワイズローテーション(オートローテーション)をさせて、オトガイを前方に出し、上下前歯は後退させ、口元を後退させる。
裏側矯正は下顎のオートローテーションを起こしやすい傾向があり、さらに舌のトレーニング、咀嚼指導などの原因除去指導、美しい口元トレーニングによって、下顎のオートローテーションをさらに起こしやすくする計画をたてました。
叢生だけでなく下顎を前に出し、前歯を後退させ、口元を後退させることができました。

口ごぼの矯正ビフォーアフター

口ゴボの矯正

主訴:下唇の突出、上下前歯のでこぼこ、上下前歯の前突
診断名:上下顎前突
使用した装置: 上下裏側矯正装置
抜歯: 上下両側第一小臼歯抜歯
治療期間: 1年10ヶ月
費用の目安: 125万円(税別、検査代を除く)
リスク副作用: 歯肉炎、装置装着直後の違和感、歯の痛み、その他リスク詳細はこのページの下部に記載

上下の歯が前突している「上下顎前突」という歯並びです。 治療中ドクターやスタッフが治療を行いやすくしていただけたので、とても美しい良い結果を出すことができました。
受け口の矯正ビフォーアフター

受け口の矯正

主訴:受け口、下唇の突出
診断名:骨格性反対咬合
使用した装置: 上下裏側矯正装置
抜歯: 左下智歯のみ抜歯
治療期間: 2年4ヶ月
費用の目安: 125万円(税別、検査代を除く)
リスク副作用: 歯肉炎、装置装着直後の違和感、歯の痛み、その他リスク詳細はこのページの下部に記載

下の歯が前突している「反対咬合」という歯並びです。通称「受け口」と言います。下顎骨の前方位があり手術を検討しましたが、患者さんとの話し合いにより、手術なしで治療を行いました。 悪い癖を取り除く協力をしていただけたので、とても美しい良い結果を出すことができました。

矯正治療のリスクと限界

矯正矯正治療はほかの医療同様にできないことやリスクや限界があります。

1.歯の痛み
矯正装置装着後や毎回の調整後に歯の痛みが発生します。数日で痛みは減少し、ほとんどの方は一週間くらいでおさまります。歯の周りの血流を良くすると痛みが減少する傾向にあるので、ガムなどをよく噛むと良いです。

2.違和感、口内炎
矯正装置と頬、口唇、舌が当たり口内炎が出来ることがあります。痛みがある時はお渡しするワックスでカバーしてください。

3.発音障害
裏側装置のときは、サ行、タ行、ラ行が話しづらくなります。装置をつけたらたくさんしゃべる練習をして下さい。また舌のトレーニングの指導をしていますが、練習をたくさん行ってください。

4.虫歯、歯周病、歯肉炎
歯磨きが不十分だと虫歯、歯周病、歯肉炎になってしまいます。表側装置は虫歯になりやすいです。裏側装置は虫歯になりにくい傾向がありますが、歯磨きが不十分だと歯肉炎になり、だんだん装置を覆うようになってきます。ここまで腫れると矯正装置の調整ができなくなってしまいます。
表側でも裏側でも食後は時間をかけて歯磨きを行ってください。

5.後戻り
治療後に綺麗に並んだ歯並びが再び崩れることを言います。指示通りのリテーナーの使用、歯並びを悪くする癖の除去トレーニングが不足すると起こります。歯並びを悪くする原因についてたくさん説明していますので、指示に従ってください。

6.治療期間の延長
矯正治療は患者様の協力で成り立っている医療です。ご協力が不足すると治療期間の延長します。よくあるパターンは、定期的な来院、舌で歯を押す癖、歯並びに悪影響をあたえる癖、取り外し装置や補助装置の装着時間を守っていない、歯磨き不足などです。時間をかけて指導を行っていますので、指示に従ってください。

7.歯根吸収
歯の移動を行うと歯の根の先が丸まってくる方が一部います。通常問題ありませんが、歯磨きが不十分で歯周病になった場合は歯の寿命に影響を与える場合があります。

8.歯肉退縮
歯茎が下がることをいいます。誤った歯磨き方法、歯周病で起こります。

9.歯の咬耗
食いしばりや歯軋りによって装置と歯が接触し、歯の咬耗が起こる場合があります。通常、処置が必要にならないことがほとんどです。

10.歯髄炎
歯の移動に伴い、歯がしみることがあります。通常は数日でおさまりますが、長期間続く場合は教えてください。またごくまれに失活し歯の変色が起こる場合があります。これは事前に予測することができないもので、歯の根の治療が必要となります。